IKEAの難民シェルター

IKEAの難民シェルター

世界のあちこちで難民が住居も無い生活をしいられています。
平和に暮らしている我々には想像もつかない生活だと思います。
そんな状況を憂いでか、IKEAでは2016年から難民のための家(シェルター)を提供するプロジェクトを推進してるようです。
素晴らしいプロジェクトですね!

このシェルターは、 スウェーデンの非営利財団Better Shelterがデザインした『ベター・シェルター』というものです。
外観は上の画像、内観は下の画像のようです。

ベター・シェルター内観

ベター・シェルターの特徴
・ ベター・シェルターは、武力紛争や迫害、自然災害から逃れてきた難民の住居としてデザインされたもので、難民特有のニーズを考えてつくられています。

・ 耐用年数3年(従来の難民用テントの6倍)

・ モジュール組み立て式。窓と扉の取り付け位置は調整可能

・ 太陽電池式のLED照明を採用。この照明で携帯電話の充電も可能

・ 南京錠を使用して内側からも外側からも施錠可能

・ 17.5m の家族用の生活空間

IKEAより

プライバシーと広さが充分に確保されているようなので、難民生活には非常に役立っていることだと想像します。

日本で難民は発生しないと思いますが、災害での避難生活は常に隣り合わせで存在しますね。つい先日も山形、新潟で大きな地震がありました。今後も災害は起きるのは確実と予想されるので、そんな時にベター・シュエルターがあったら役に立つのではないかと思いました。

自分は東日本大震災で避難生活を経験しましたが、自分の家以外で長期間生活するのは、かなり厳しいものがありました。
難民、避難民が出ない世の中になって欲しいと祈るばかりです...